安来・松江・玉造温泉 子連れ旅行 ①安来 – いかに落ち着いて足立美術館を観るか

鉄道好きな4歳児を連れてサンライズ出雲に乗って安来・松江に行きました。

夜は玉造温泉に2泊し、昼も夜もかなり満足のいく旅行になりました。

出雲大社など行けなかった場所も多く、1週間くらい滞在しても楽しめたかなと思います。

初日は安来の足立美術館と月山富田城に行きました。

特に足立美術館は子連れで行くにはハードルが高いです。美術館全般子連れにはハードル高いですが、足立美術館は有名さ、広大さ、そして首都圏・関西圏からの距離という面でかなりハードルが高いと感じています。

理由は2つあると思っており、1つは子どもが騒いで他の人に迷惑かけないか?という点です。有名だし遠方から期待してやってくる方が多いので、そういう人の邪魔にならないかが心配です。そしてもう1つが、広いため子どもが疲れたり飽きたりして、展示品をゆっくり見られないのでは?という点です。

とはいえ余り叱ってばかりでも子どもが可哀想なので、これら2つのハードルをなるべくクリアできるよう、夫婦で相談してプラニングしました。

足立美術館

アメリカの雑誌で20年連続日本一に選ばれているという庭園美術館。

庭園が有名ですが、絵画や器などの美術品や絵本の挿絵のコーナーもあり、かなりのボリュームあります。

敷地は広大で、じっくり見られれば半日滞在しても飽きないと思います。できればカフェでランチやお茶をしながら1日かけてゆっくりと見たいものです。

なお、幼児を連れていると入り口で子連れの人向けの注意事項を配られます。そこそこプレッシャーがかかります。

月山富田城

足立美術館から車で数分のところにある山城。かなり本格的な山城ですが、単なる丘とか公園という感じではなく、ところどころに尼子氏の旗が並んで立ってるので、中々雰囲気があります。歩道は整備されており登りやすいです。

子どもと途中まで行きました。たんぽぽの綿毛を見つけながら楽しそうに登っていました。

プラニング

せっかく安来の足立美術館まで行くので、これら2つのハードルをなるべくクリアするように、夫婦で滞在時間をずらすという工夫をしました。

つまり、、、

  1. 初めに、片方がもう1人に子どもを預けて先に足立美術館に行き、ゆっくり鑑賞します。

私たちはサンライズ出雲で安来に着いたので、妻が安来で降りてそのまま無料シャトルバスで足立美術館へ。

妻は私と子どもが来るまでゆっくりと美術館鑑賞できました。でも、確保できたのは2時間弱くらいです。

  1. 次に、もう1人が時間をずらして子連れで足立美術館に行きます

私と子どもは安来で降りずに松江まで行き、そこでレンタカーを借りました。うちの子はママっ子なのですが、「パパとレンタカー借りてきて!」というお願いコミュニケーションで説得成功。

そしてレンタカーで足立美術館に行く前に月山富田城に寄り、子どもとちょっとしたハイキング。私は月山富田城に行きたかったのでちょうどよかったです。

  1. 最後に、足立美術館に着いたら先に着いた方に子どもを預けて後から着いた人はゆっくり観ます。

もし退屈してしまったら外のお土産物屋に行ったりお昼ご飯を食べに行こうという話をしていました。

私がゆっくり観られたのは1時間くらいでしょうか。まあ予想していたので不満はないです。

という感じで色々と考えましたが、子連れで落ち着いて全部見るのは難しいので、「これだけは見る!!」と割り切って、そこだけゆっくり観られたらある程度満足するような気がします。私は庭園のみと割り切っていたので、ほぼ庭園しか見ていません。

安来駅から足立美術館までは無料バスでアクセスできるのでとても便利です。

足立美術館から月山富田城はバス(イエローバス)がありますが、本数が少ないです。

バスの場合、「月山入口」か「市立病院前」で下車して歩きます。月山入口まで行くバスは少ないです。市立病院前で下車した場合、月山入口まで800m(徒歩10分くらい)あります。

私たちは当初公共交通機関で回る予定でしたが、美術館の鑑賞にどれくらい時間がかかるか分からないなど時間的な制約が大きいことから、結局松江でレンタカーを借りました。

以上、ご参考まで。

Where to eat?

宝来園(安来市)

ランチ1,000円。味が優しいので子どもにもおすすめです。うちの子どもは普段味が濃いものを食べないのですが、自分の定食に加えて私の酢豚も食べ尽くしていたので、相当口に合ったのでしょう。