子連れでサンライズ出雲(3):計画、当日の過ごし方、乗車後
鉄道好きな4歳児を連れてサンライズ出雲に乗って安来・松江を旅行をしてきました。
その際に気をつけたことをまとめます。
サンライズ出雲に乗ることは、鉄道好きな子にとってかなり楽しみで興奮するイベントになるでしょう。
その一方で子どもにとっては体力面で負担のかかるイベントでもあります。
我が家の4歳児を連れて乗る際に色々と注意して乗ったので、その時の体験を含めて記載します。
乗車まで
乗車までは子どもの体力についてかなり心配していました。結果何とも無かったですが、到着した日は車で午前中も午後も寝ていたので、負担はかかっていたのかなと感じました。
- 計画段階:余り寝られないことを前提に旅程を組む
- 乗車当日:乗車が夜遅い(22時近く)ことを考慮して出発日を過ごす
- 乗車当日:朝ごはんは調達しておく
1. 計画段階: 余り寝られないことを前提に旅程を組む
寝台列車のメリットとして、目的地に朝ついて朝から活動できるというのがあります。が、これは子連れだとデメリットにもなります。
何故ならそもそも寝台列車で寝られる時間が子供にとっては少ないのに、目的地に着いたら朝早くから活動しなくてはいけないからです。
しかも鉄道好きな子どもにとっては朝の岡山駅でのサンライズ瀬戸・出雲の切り離しは一大イベント!朝6:30過ぎから活動することになるので負荷がかかります。
例えば普段21時に寝て7時に起きている子にとっては、23時に寝て6時に起きたとしても3時間も睡眠時間が短くなります。
なので目的地に着いた日に観光やアトラクションを詰め込むのはおすすめしないです。レンタカーを借りて寝ちゃったら仕方ないくらいがちょうどいいと思います。
2. 乗車当日:乗車が夜遅い(22時近く)ことを考慮して出発日を過ごす
寝台列車のメリットとして、乗車日が終日使えるというものがあります。大人なら夕飯食べてから乗り込んで移動することも可能ですが、子どもが普段20時や21時に寝ている場合、結構な負担になります。
乗車日の夕方に昼寝させるとか、長時間の外遊びをしないなど、乗るまでに体力を消耗しないことをおすすめします。
東京駅に着くまでに寝てしまうと、親が抱っこおんぶで大変な上に、子どもは寝ていて覚えてないという状況に陥るので、親にとっても子どもとっても残念なことになってしまいます。
3. 乗車当日:朝ごはんは調達しておく
サンライズ瀬戸・出雲では朝ごはんの車内販売はありません。サンライズ瀬戸は高松に7:00過ぎに着くので余り困らないかもしれませんが、サンライズ出雲は松江に9:30頃、終点出雲市に10時とそこそこ遅い時間に着きます。
そのため、乗り込む前に朝ごはんの調達が必要です。家から持ってきても途中で調達してもいいと思いますが、東京駅では「祭」という駅弁屋が21時でも開いています。GW初日は繁忙期だからかそんな時間帯でも商品は数多くあり賑わっていました。普段はお弁当の残りが少ないかもです。
また、確実性はないですが、岡山駅のホームで調達するという手もあります。サンライズ出雲(8-14号車)から見て前側(サンライズ瀬戸の3−4号車あたり)の方に行くと、ホーム上に売店があり、そこで売っています。そこそこ距離があるのですが、買えないことはないです。
子どもがどの程度食べるかはわからないので、残っても親が食べられる程度にしました。
乗車直前〜翌朝
東京駅のホームに着いてから乗るまでは以下のことを気をつけました。
- 4. 乗車直前:余裕をもって東京駅のホームに着く
- 5. 翌朝:岡山駅での切り離しは一大イベント
- 6. 翌朝:伯備線区間は近くをみないで遠くを見る
4. 乗車直前:余裕をもって東京駅のホームに着く
子連れ旅の場合、大人だけの旅と比べて余計に時間がかかります。
朝ごはんの調達以外も、乗る前に子どもをトイレに行かせたりとそこそこ時間はかかります。
子どもにとって入線や出発までの車内探検はお楽しみの時間です。
なお、私が乗った時は東京駅21:50発でしたが、21:25くらいに入線しました。つまりホームでの停車時間が25分程度ありました。
5. 翌朝:岡山駅での切り離しは一大イベント
サンライズ出雲に乗ると、岡山駅でサンライズ瀬戸との切り離しが見られます。
特に鉄道好きな人が集まって切り離しイベントを見学しています。一方で子供はほとんどおらず、1-2人見学しているくらいでした。
6. 翌朝:伯備線区間は近くを見ないで遠くを見る
倉敷〜米子間の伯備線区間は、揺れが大きく乗り物酔いをしやすい区間とのことです。
子どもが乗り物酔いしやすいのかは今ひとつ不明なのですが、両親ともに弱いこともあり、酔い止めを準備するとともに、なるべく遠くを見るように子どもに言っていました。
その甲斐あったのか、結構車窓を見て楽しんでいたので特に酔わずに済みました。後半は飽きて車内探検をしていましたが・・・
番外編(シャワー)
サンライズ出雲・瀬戸にはシャワールームがありますが、限定のため、シャワーカードは争奪戦のようです。
入線時に11号車の入り口にたくさんの人が並んでおりそこからは入れない状態になります。これは10号車にあるシャワーカード券売機でシャワーカードを購入する人の列でした。
私たちは(4月末に乗ったこともあり)家でシャワー浴びて来て車内で浴びる予定は無かったですが、夏だとシャワー浴びて寝たいかもなと思いました。シャワーカードを買えなかった時は汗拭きシートなど使うのかな・・・と